仕事で帰りが遅い、または単身赴任で子どもと接する時間が取れないお父さん、お母さんもいると思います。
そういう時に効果的なのが、子どもが帰宅してから寝るまでの間に、1日5分の電話をかけることです。
このたった5分の電話を侮ってはいけません。
なぜなら、次のような効果があるからです。
子どもと夜5分の電話をおすすめする理由
- 子どもが親の愛情を感じる
- 離れていても心で繋がることができる
- 子どもの変化に気づける
- 自分のモチベーションアップにもつながる
- 親の背中を見せることができる
どうでしょう、わずかな時間でもこんなに多くの良い効果が期待できるのです。
それではひとつずつ見ていきましょう。
子どもが親の愛情を感じる
たった5分の電話でも、忙しい中わざわざ電話をかけてきてくれたという親の行為に対して、子どもは非常に嬉しいと感じるものです。
「夕飯は何を食べた」「学校で今日何をした」など、他愛のない話でも、自分の話を聞いてもらえる、興味をもってもらっていると子どもは感じるもの。
親は聞き役に回って、子どもが一日どんな風に過ごしたかを聞いてあげてください。
きっと喜んでくれますよ。
離れていても心で繋がることができる
例え同じ空間にいなくても、電話をかけるだけで親子の距離はグッと近くなります。
離れていても、会話をすることで心で繋がることができるのです。
今はスマホのラインやスカイプで、お互いの映像を見ながら話せるので、通話のみの時代よりもよりリアルに相手を感じることができます。
なので、うちの場合は、私が海外に出張に行っている時などは画面で自分の映像を映しながら話をするようにしています。
子どもの変化に気づける
毎日電話をすると、子どものちょっとした変化にも気づくことができます。
声のトーンが明るかったら、何かいいことがあったのかなぁとか。
あるいは、元気がなさそうだったら、嫌なことや悲しいことがあったのかなぁと気づくことができるでしょう。
親は子どものちょっとした変化にも敏感になるべきだと、私は思っています。
特に子どもの状態が悪い時は、早めにケアをすることで悪化することを回避できるはずです。
実際に、私も子どもに積極的に話しかけ、子どもの状態を観察するようにしています。
自分のモチベーションアップにもつながる
子どもの元気な声を聞いていると、「自分も頑張らなきゃ!」と、自然とモチベーションが上がってきます。
子どものために仕事を頑張れたり、困難を乗り越えることができるのですね。
そして、普段寂しい思いをさせている子どもと、休みの日は思いっきり遊んであげたり、一緒にいてあげたいと思うものです。
子どももそれを肌で感じて、親への感謝の気持ちが自然と湧くのですね。
親の背中を見せることができる
子どものために、忙しい仕事の合間に電話をかけるのは容易ではないかもしれません。
ですが、忙しい時にこそ、わざわざ時間を割いて電話をかけてあげることで、「お父さん、お母さんは仕事で忙しいのに、自分のために電話をかけてくれている」と子どもも感じるものです。
子どもにとっては、「親が自分のために仕事を頑張ってくれている」と、自然と親の背中をみて育ってくれます。
大げさにアピールしなくても、子どもはちゃんと見ているのですね。
我が家の場合
私には幼い子どもが二人います。
普段は、仕事を終えてから寝るまで一緒に過ごします。
子どもとのコミュニケーションは、特に一緒に入るお風呂の中での会話(今日何があったか等)ではかっています。
しかし、仕事で海外に行った時などは、子どもと一緒にいられないので、スマホで動画モードにして電話をかけます。
「今日こんなことがあってさぁ」なんて電話で話をしていると、離れていても側にいるような錯覚をしてしまいます 笑
出張で滞在期間が長い時は、できるだけ毎晩電話をかけて、子どもに寂しい思いをさせないように努力はしています。
まとめ
共働きの家庭が多く、仕事などで忙しいお父さん、お母さんは大勢いると思います。
そして、「なかなか子どもと一緒にいてあげられない…」と自分を責めてしまっている人もいるでしょう。
しかし、1日のたった5分の電話でも、子どもの心の声に耳を傾けることで、子どもは親の愛情を感じて感謝してくれるものです。
「忙しいから電話なんかする余裕はない」と思っている方もいるでしょうが、今回お伝えした効果を思い出していただいて、ぜひお子さんに電話をかけてあげてください。
あなたが思っている以上のものを、子どもは感じてくれるはずですから…