スマホが普及してから、家でもスマホを見る機会が多くなっています。
確かに、スマホでニュースを見たり、気になることを調べたりするのは、ホッと息が抜ける時間かもしれません。
実際に私も以前は、仕事を終えて夕飯を食べた後、お風呂を上がって寝るまでの時間、スマホで今日のニュースやスポーツを見たりするのが楽しみでした。
しかし、私がスマホを見ている時間、子どもが寂しそうに遊んでいる姿を見てから、子どもと一緒の時にスマホを見る時間を減らすようにしました。
すると、その他の点でも良い面が現れたためにシェアしたいと思います。
今回は、家の中で親が子どもと一緒にいる時に、スマホを見ることを控えるべき理由などを一緒に考えてみましょう。
子どもと一緒にいる時にスマホを控えるべき理由
子どもと一緒にいる時にスマホを見ていると、次のような悪影響が出る可能性があります。
- 子どもが寂しい思いをする
- 子どもが納得しない
- 子どもがマネをしてしまう
- 子どもの目が疲れて睡眠に支障が出る
順番に見ていきましょう。
子どもが寂しい思いをする
子どもと家の中に一緒にいて親がスマホを見ている時に、子どもの様子を観察したことはありますか?
私がスマホを見ている時、子どもは親である私の方を何度も見て様子を伺っていました。
遊んで欲しそうな目でこちらを見るのです。
それでも、私も自分の時間としてスマホを見続けていました。
子どもは寂しそうな目をして、諦めて自分で遊び始めました。
私と同じような振舞いをしているお父さん、お母さんもいるかもしれません。
子どもがテレビを見たり、本を読んだり、おもちゃで遊んだりして夢中になっている時は、親もスマホを見ても問題ないと思います。
しかし、子どもが遊んで欲しい時は、寂しい思いをさせないためにも、スマホを見るのをやめて、子どもと一緒に遊ぶことが大切だと私は感じました。
子どもが納得しない
子どもがある程度成長するまでは、子どもにスマホを持たせたくないお父さん、お母さんも多いと思います。
それなのに、親はスマホを好き放題見ていて、子どもはダメでは、子どもはズルいと感じて納得しません。
これでは、子どもは親を信用しなくなり、言うことを聞いてくれなくなる可能性が高いです。
つまり、子どもとの信頼関係が壊れてしまう恐れがあるのですね。
子どもは親の背中を見て育ちます。
子どもにスマホを我慢させるならば、親もせめて子どもが寝た後、または子どもがいない時に見るようにする必要があると思います。
子どもがマネをしてしまう
子どもがスマホを持っている場合は、子どもが親のマネをして家の中でもスマホばかり見るようになってしまう可能性が高まります。
スマホで得られる情報というのは、子どもにとっても魅力的です。
長時間夢中になってしまっても、不思議ではありません。
一度スマホを長時間見るようになると、習慣になってしまって、元に戻すことは難しくなります。
また、子どもが大きくなるにつれて、子どもと家の中でコミュニケーションをとる時間は減っていくと言われています。
子どもが小さい時期こそ、子どもと一緒にいる時だけでも、親はスマホを見る時間を減らして、子どもと遊んだり本を読むなどのコミュニケーションを積極的に持つことをおすすめします。
子どもの目が疲れて睡眠に支障が出る
子どもがスマホを見ることに夢中になって長時間放置していると、子どもの目が疲れて睡眠に支障が出ることがあります。
これは、特に寝る前にスマホを見ている子どもは気をつけなければなりません。
スマホの画面か発するブルーライトには、眼精疲労、睡眠障害などの悪影響があることが研究で明らかにされています。
スタンフォード大学の研究チームによりますと、睡眠に入る前の90分は、睡眠の質を上げるためのゴールデンタイムと呼ばれている大切な時間のようです。
この時間は、良質な睡眠をとるための準備にあて、スマホをはじめとして、テレビなども見ないようにすることが重要とされています。
また、ブルーライトは、発生源から近いほど浴びる量が多いとも言われています。
つまり、パソコンの画面などと比べて、画面を近づけて見るスマホは、ブルーライトを大量に浴びてしまう恐れがあるのですね。
目が疲れたり、睡眠が妨げられると、日中の学校生活にも悪影響が出てしまいます。
ですから、子どもがスマホを持っているならば、就寝の90分前には、スマホを見せないようにすることをおすすめします。
まとめ
家の中で子どもと一緒にいる時に、親がスマホを見るのを控えるべき理由などを紹介してきました。
子どもが遊ぶことを楽しむように、私たち親もスマホを見ながらホッと一息する時間も必要だと思います。
ただ、子どもと一緒にいる時に親がスマホを見る行為は、今回お伝えしたような悪影響を及ぼす可能性があるということを覚えておいてください。
スマホが見たい場合は、子どもがいない時、子どもが寝た後など、子どもに影響がない時間を選ぶことも親の役目だと思います。