小学生の子育てに疲れる8つの例と対処法を徹底解説します!

小学生になると、ある程度自分のことは自分でするようになり、「立派になったなあ~」とうれしく思うことが増えてきますよね。

手がかからなくなる反面、「成長した証し」で親としては違う面が気になったり、イライラや疲れを感じてしまうこともいろいろあります。

特に、小学生の子育てに疲れるのは次のような時が多いと言われています。

小学生の子育てに疲れる8つの例
  1. 子どもが反抗的な態度をとる
  2. 子どもの友達関係
  3. 自分でやれることをしない
  4. 宿題をしない
  5. ゲームばかりやる
  6. 夜寝るのが遅い
  7. 問題行動を起こす
  8. 行儀が悪い

「どうしたらよいのか?」正解は1つではないでしょうけれど、私たち親も、どうすれば「上手に」「ポジティブに」つきあっていけるのかを、今回一緒に考えてみましょう。

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子どもが反抗的な態度をとる

小学生になると、だんだん生意気になってきますよね。

友だちの輪も広がり、上級生の姿がかっこよくみえてきます。そして、「どこでそんなこと覚えてきたの!!」と言いたくなるような言動、行動が少しづつ、少しづつ増えてきます。

今まで素直だった子どもが反抗的な態度をとると、親はちょっと怯んでしまったり、悲しくなります。そして、なんとか正そうとしてしまいたくなります。

でも、よく考えてください!自分が同じ年の頃を。

おそらく多くの親御さんが同じようなことを経験しているはずですよね。

親の言いなりにはならないのが子どもですし、親の思い通りにしたいということがそもそも間違いなのかもしれません。

【対処法】

まずは子どもの言い分を聞く

親が一歩引いて受け止める

成長過程として考える

まずは子どもの言い分を聞く

親は内容の良し悪しに口を挟まず、まず子どもの言いたいことは言わて(吐き出させ)、道徳的によくないことや表現だけは冷静にきちんとおしえましょう…「言わせて」というより「よく聞いて」ができると本当はいいですよね。

親が一歩引いて受け止める

反抗的な言葉を聞くとつい親も「抑え込もう」という意識が働いて応戦してしまいがちです。「頭ごなしに…」は解決策どころか逆効果。

なかなか難しいことですが、親も正面からぶつからないようにしましょう。一緒になって親がカッとなると火に油を注ぐことになります。

成長過程と考える

「うちの子も成長したんだな」「避けては通れない道だよね」と大きく構える。みんな通る道です!

反抗というのは、内に秘めたもの、溜まってきたものが爆発するわけですから、子どもも冷静には表現できないですよね。まだ発展途上ですから。

ずっと反抗期ということはあまり聞きません。

「反抗という形で思いを表現してくれたんだ!」と受け止めましょう!

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子どもの友達関係

大きくなるにつれて、子ども同士の人間関係も少しずつ広がります。

親の知らない世界が少しずつ広がっていくのは小学生くらいからでしょうか。

見えないところで、子ども同士での小さな問題も出てきますよね。気の合う友だち、そうでない友だち、いろいろな友だちと接する中で壁に当たることもあるでしょう。学校から呼び出し!なんてこともあるかもしれません。

親は心配にもなり、悩んだり疲れる原因になるかもしれません。そんな時、どうしたらよいのでしょうか?

【対処法】

今日の出来事など話しやすい環境を家庭内で作る

どうしたらよいか一緒に考える

親が介入しすぎない

子どもの力を信じて見守る

今日の出来事など話しやすい環境を家庭内で作る

「今日こんなことがあったんだけど…」子どもの方から言い出しやすい環境を日頃から作っておきましょう。そうすれば、問題も小さいうちに解決できます。

まず、親として真っ白な気持ちで聞いてあげるだけで大丈夫です。

どうしたらよいか一緒に考える

話を聞いたら、「子ども自身がどうしたいのか?」を聞き、一緒に考えてあげましょう。「あるある!」と親も経験のあることがあるかもしれませんよね。できることから、ちょうどよいアドバイスを。

親が介入しすぎない

一緒に考えたら、子ども自身がそれをどう乗り越えられるかです。過保護は禁物。親が疲れてしまっては何にもなりませんよね。

子どもの力を信じて見守る

親は背中を押してあげる声かけをしたら、子どもを信じる。見守る。心配しすぎは子どもにとっても親にとってもプラスにはなりません。

親も疲れや悩みの種を自分で作らないことです。

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自分でやれることをしない

できるはずなのに、自分でやれることをしない。

親としては困ったことですよね。就学前であれば、親に構ってほしいとか、なにかのシグナルを発していることもあります。

でも、小学生あるいは中学生になって自分でやれることをしないのは、もしかしたら、それまで親が手を出しすぎていた(貸しすぎていた)ということも大きな原因かもしれません。

「誰かがやってくれる」が癖になってしまって、そのまま大きくなったら…自立は遠いですよね。

【対処法】

1日の生活の中で子ども自身にさせることを明確にする

やる気になる声かけをする

親が見かねて手を出さない

「自己責任」であることを教える

1日の生活の中で子ども自身にさせることを明確にする

「子どもが自分ですること」を家庭でしっかり決めておく。脱いだ服をたたむ、学校の準備をする、できることは自分でやるのが鉄則ですよね。

子どもがすること、親がすることを明確にすれば、できるようになります。

親は小学生なら小学生の、中学生なら中学生の「できること」を横取りしないようにしましょう。

やる気になる声かけをする

責める言い方が逆効果になるのは、言うまでもありませんよね。

「昨日より出来たら」「言われなくてもできたら」それをほめるくらいの根気強い気持ちで。

親が見かねて手を出さない

「言ってもやらないから」「遅刻するから」と親がしびれを切らせてやってしまうのは元の木阿弥。

ぐっとこらえて見守りましょう。待ちましょう。

子どもにも自分のペースがあります。本当は今やろうとしていた、そこに親が「まだやってないの!!」と口と手を出してしまう。

せっかくやる気になった、その芽を摘まないようにしましょう。親自身の気分も上がりませんよね。

「自己責任」であることを教える

準備をしないで遅れる、忘れ物をする。なにより本人が困ることです。他人のせいにできないこと。

痛い思いをして失敗をして、「これではいけない!」と本人がわかるようにならなければいけませんよね。

「何度言ってもしない!」ではなく、何度も言わないようにしたら、意外と自分でするようになった、なんてこともあります。

繰り返す小言は、子どもにはちっとも届かず、親は疲れ果ててしまうという残念な結果になりかねませんので注意したいですね。

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宿題をしない

小学生になると宿題がありますよね。

親が丸つけをするとか、見てあげなければいけないことも多いです。低学年のうちはさほどの量でもなく、お尻をたたけばなんとかできるかもしれません。

でも、高学年になるとそれなりの量や内容になり、計画的にしないと親も子もイライラ…になりかねません。

自分でさっさとやってしまう子もいるかもしれませんが、そう多くはないでしょう。親は「宿題やったの?」というのが口癖になり、それを言うのも嫌になりますよね。

子どもが自主的に宿題をするようになるには、どうしたらよいのでしょう?

【対処法】

「なぜ宿題があるのか?」子どもとよく考える

下校後のスケジュールを決めておく

帰宅したら「すぐ」と言わず、少し休憩もあり

「よく頑張ったね!」を心がける

「なぜ宿題があるのか?」子どもとよく考える

そもそも「なぜ宿題があるのか?」これがわかっていないと、子どももやりたくないですよね。

まずは、「学校で習ったことの復習をする」ということ。もしわからなかったり、間違えたりしたら、そこはまだしっかり理解していないということがわかるわけです。その確認になります。

親も毎日付き合うのは大変ですが、子どもの理解できていないところがわかれば、つまずく前にフォローしてあげられますよね。

2つ目は、「ひとりで勉強する練習をする」ということ。学校で先生や友達と一緒に勉強をしているときは、わかったような気がする。でも、ひとりになると…こういうことはよくあります。

学校での小テストもそうですが、いろいろな試験を受けるとき、誰かの助けを借りることはできませんよね。

3つ目は、「勉強の習慣をつける」こと。したりしなかったりでなく、毎日家で勉強するという習慣が身につくように。

勉強はやった分だけ知識として身につきます。将来どんな仕事に就くにしても、勉強、練習など日々の積み重ねが大切。これに通じます。

下校後のスケジュールを決めておく

下校後のスケジュールを決めておきましょう!

習いごとがある日とそうでない日、帰ってから就寝までのスケジュールの中で、どこで宿題をするのかを決めておくと、それが習慣になり、自分からできるようになります。

いちばん宿題がしやすい環境を一緒に考えてあげるといいですね。すぐに終わらせたい子、ひと遊びしてからの方が集中できる子、いろいろだと思います。

親の押し付けでなく、子ども自身の意見もよく聞いて決めるのがポイントです。

帰宅したら「すぐ!」と言わず、少し休憩もあり

学校から帰ってくると、子どもはくたくたです。

特に小学校の低学年は、学校生活についていくだけで精一杯。重たいランドセルを背負って登下校するだけでも疲れています。

また、中学生になれば部活もあり、疲れているし、帰宅後の時間も限られてきます。

帰ってきたら「すぐ宿題をしなさい!」と言いたくなりますが、少し休ませてあげ、リフレッシュしてからにしてあげる優しさも忘れずに。

「よく頑張ったね!」を心がける

スケジュールを決めていても、なかなかやらない、なんてこともあります。

つい「何度言えばわかるの!」とか「早くやりなさい!」と言いたくもなりますが禁句です。ぐっとこらえましょう。

何度もその言葉を言われると、「宿題=イヤ!」になってしまいます。そういう経験ありませんか?

子どものやる気を信じ、自分から動くのをできる限り待ちましょう。やらなければいけないのはわかっているはずです。

どうしても言いたくなる時は、「早く済ませてから、自分のしたいことをしたらいいんじゃない?」くらいに。

前向きな声かができれば、親自身のイライラも少なくなりますね。

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ゲームばかりやる

子どものゲームについては、多くの家庭で悩みの種になっている今の時代。

1度始めるとのめりこんでしまい、その楽しさから抜け出せなくなっている場合が多いようですね。これは子どもに限ったことではないのかもしれません。

ゲーム=悪と決めつけず、うまく付き合えるようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

【対処法】

ルールを決める

ルールは子どもと一緒に考える

ペナルティを決めておく

ゲーム以外の関心事を持たせる

ルールを決める

そもそも、ゲームを買い与えたときに、家庭できちんとルールを決めていたかどうか?

できるだけ、ゲームを購入する前に話し合っておくほうがよいですね。後付けのルール設定は不満のもとになりがちです。

はじめはルールを決めていたけれど、「今日だけね!」など、甘くなったり、逆に厳しくなったりぶれていませんか?

「昨日はよかったのに、今日はダメ」など、親の気分でコロコロとルールを変えていては子どもが聞くはずがありませんよね。

例外を作ってしまうと、ルールがルールでなくなってしまい、意味をなさなくなります。

基本的には一貫性のあるルールを親子共に守ることが大切

ルールは子どもと一緒に考える

楽しいだけでなく、負の側面、危険性があることをきちんと伝えましょう。依存症、脳や性格への悪影響、インターネット接続によるトラブルなど。

子どもが考えもしないことがあるということは、親が教えておかねばなりませんよね。

その上で、年齢にあった内容、そして可能なルールを一緒に考えましょう。厳しすぎる、守れないようなルールにならないこと。

子どもの希望通りにしてしまっては甘々になります。互いに考えを出し合い、ちょうどよいところに親が誘導するといった具合です。

子ども本人が主体的に考えたルールは「守らされている」より、自主的に「守ろう」と思えるものです。

ペナルティを決めておく

ペナルティには賛否両論あるかもしれません。

ですが、決めたことを守らないとどうなるのかを身をもって体験することは重要です。社会生活でも罰則というものがありますよね。

「〇日間ゲーム禁止」など、これも一緒に考えましょう。

決めたルールをきちんと紙に書き、見える所に貼っておくとよいですね。

そして、ルールを守っていれば、うるさく言わないことも大切です。

ゲーム以外の関心事をもたせる

すべてのゲームがよくないというわけではありません。

ですが、ゲームには攻撃性もあり、その影響で攻撃的な言動が増えてくるということもあるようです。

また、親に構ってもらえず、寂しさを紛らわすためにゲームを…というケースもあります。

「ゲームだけが楽しみ」な生活に陥らないよう、家庭でも違った楽しみ、関心を持ってくれるような働きかけを心がけましょう!

ゲーム以外の楽しさの引き出しをいっぱいもっていれば、おそらく、時間制限やルールがなくても、自制し、上手く付き合えるようになるはずです。

親としては、その引き出しを増やす経験をたくさん積ませてあげられるような環境づくりをしていきたいですね。

参考:「ゲーム障害」は病気 攻撃性高まることも WHOが正式決定(毎小ニュース)https://mainichi.jp/articles/20190528/kei/00s/00s/003000c

ゲームを始める年齢早いほど依存傾向に 中学1年生を調査(毎日新聞)https://mainichi.jp/articles/20190621/k00/00m/040/213000c

「ゲーム依存症」中高生、100万人に迫る(中日新聞)https://www.chunichi.co.jp/article/feature/kyouiku/list/CK2019042802000002.html

続いて、夜寝るのが遅いを見ていきましょう。

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夜寝るのが遅い

小学生、中学生になるとなんだかんだと徐々に就寝時間が遅くなり、親として気になるところ、悩みですよね。

夜が遅くなってしまう原因として考えられることはどんなことでしょう?

  • 習いごとや部活で帰宅が遅く、必然的に遅くなる
  • ゲームやスマホなどを際限なくやっている
  • 親の帰宅が遅い など

夜が遅いことが習慣になってしまうと、睡眠時間が減り…

  • 朝起きられなくなる
  • 朝食をとらなくなる
  • 授業中に眠くなり、集中できなくなる(学力の低下)
  • 「抑うつ」「イライラ」「不安」の症状が出る
  • 肥満や低身長、体力や運動能力の発達にもマイナスがみられる

「寝るのが遅い=睡眠時間が短い」結果、これだけいろいろなところに影響してくるということです。

誘惑に負けない、コントロールできる子どもはなかなかいません。放っておけば、子どもは自然と夜型になってしまいます。

そうならないために、どうしたらよいのでしょうか?

【対処法】

1日のスケジュールを決める

習い事などは無理のないスケジュールに

日中は日にあたり、よく体を動かす

寝る2時間前からは睡眠への導入環境を整える

1日のスケジュールを決める

学校に通うということは、登校時間、下校時間はほぼ決まっています。起床から就寝までのスケジュールを子どもと一緒に考え、最低平日はそのスケジュールに則って生活するよう親子で心がけましょう!

まず、「寝る時間」「起きる時間」をきちんと決め、それを徹底します。これに慣れてくると体内時計も調整され、体調そのものがよくなります。一石二鳥ですね。

そして、寝る時間と起きる時間を軸にその他のスケジュールを組み立てましょう。

ここで、きちきちのスケジュールにしてしまうと継続できなくなります。できるだけ余裕あるスケジュールを立てることが大切です。

眠いからと時間ぎりぎりに起床し、朝食抜きで登校になってしまってはもってのほかですね。

習い事などは無理のないスケジュールに

習い事をしている子どもは多いですね。習い事の掛け持ちで「下校後のスケジュールは毎日ぎっしり…」なんていうことも時々耳にします。

元気がいちばんの子どもが見るからに疲れていたり、「眠たい」とか「友だちともっと遊びたい」と話しているのを聞くと、ちょっと可哀そうにも思えてしまいます。

習い事で帰宅が遅くなり、疲れて寝てしまう。あるいは、寝るのが遅くなってしまう。

そうすると、宿題ができない、朝起きれない、朝起きれないと朝食を摂る時間もない、そしてそのまま登校する…。

こんな悪循環に至ってしまうのも無理はありません。良かれと思って始めた習い事が足を引っ張ってはいないか?

子ども本来の成長にかかわる大事なところが侵されてまで大切な習い事はありませんよね。

「習い事とその時間、無理はないか?」家庭で親子でよく考えてみましょう。

日中は日にあたり、よく体を動かす

体に良い疲れがないと眠くはなりませんよね。

朝起きたらまず日光を浴びることから始め、健康的な生活を心がける。子どもも大人も同じですね。

日中体をよく動かしていれば、自ずと夜には眠くなります。夜更かしはなくなりますね。

また、幼児期は別ですが、小学校に上がったら中途半端に昼寝をしてしまうとかえって夜眠れなくなります。中学生以上になると夜中にごそごそ動き出す…なんてことも。そこは注意しましょう。

寝る1~2時間前から、睡眠への導入環境を整える

寝る1~2時間前から、睡眠への導入環境を整えましょう。

特に、寝る前にしないほうが良いことは下記です。

  • ゲームやスマホいじり(光は睡眠に影響)
  • 激しい運動(眠気どころか体を起こしてしまう)
  • 食事(肥満の原因になる)
  • 熱いお湯での入浴(体温が上昇しすぎ眠りを妨げる)

どれも至極当然のことばかりですが、意外とこれができていないことが多いですね。

体をリラックスさせて、自然と眠りにつけるのは理想です。現代の時間に追われた毎日ではではなかなか難しいことも多いですが、殊子どもの成長に関わる大事なことです。

「夜寝るのが遅い!」と嘆くことがなくなるよう、まずは親子で生活習慣を見直すことからはじめましょう。よい癖をつけていきたいですね。

子どもに必要な睡眠時間は、次のように言われています。

  • 小学生(6~12歳):8~10時間
  • 中学生(10代前半まで):8時間以上

最後に、「子どもに夜更かしはいけない」はもちろんです。しかし、たとえば、平日は決められた時間を守り、規則正しい生活をする。

休日前に限っては、1週間頑張ったご褒美として、少し就寝時間を遅らせ、翌日も少し遅く起きることを認めるなどして、メリハリをつけるのもよいですね。

ここで大切なのは「少し」ということです。決して夜更かしの勧めではありません。

休日の極端な遅寝遅起きは夜型化を助長し、ひいては成長にも悪影響を及ぼします。そこは親子で十分注意しましょう。

参考:「健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html

続いて、「問題行動を起こす」です。

問題行動を起こす

小学生になると、毎日送り迎えをしていた幼稚園や保育園の頃とは違って、担任の先生と直接話をする機会もぐっと減ります。

そのために学校での出来事をつぶさに知ることはできません。

環境が変わって、今までになかった気になる行動が目につことも少なからず出てきますよね。

また、学年が上がるにつれ、見えない不安や衝動から子ども自身が思いもよらない行動を起こしてしまうことも増えてきます。

放っておくと、ほんの小さな気になる行動からはじまったことが、他者を巻き込むこと、社会的モラルに反すること、犯罪となることになるなど、その内容も多岐にわたり深刻になりかねません。

何がきっかけになるかわからないからこそ、できれば未然に、そして小さな芽で摘み取り、方向修正することができれば親子共に幸せです。

子どものさまざまな問題行動を悩まず、イライラせず対処するにはどうしたらよいでしょうか?
まずは、気になる問題行動が出てきた場合どうしたらよいかを考えてみましょう。

【対処法】

子どもの行動をとがめない

問題になった原因を考える

不安な気持ちに寄り添う

子どもの行動をとがめない

問題行動の裏には、「不安」が多く潜んでいます。不安のあまり、どうしていいかわからず、突飛とも思える行動に出ている場合もあります。

また、その気持ちに気付いてほしいがために、泣き叫んでみたり、暴力的になったり、手に負えないような行動に出ることもあります。そんな時、親もつい声を荒げたくなりますが、「とがめない」ことです。

とがめてしまうと、「わかってくれない」という気持ちから、さらに行動がエスカレートしてしまいます。そして、口を閉ざしてしまいかねません。

見えない不安の中にいるときは、自制が効かなくなっています。

問題になった原因を考える

特別な問題行動を起こした場合、親は「なぜ、うちの子が!」と慌てて、焦ってしまいますよね。

そして、すぐになんとかそれを修正させよう、正そうとしてしまいがちです。

しかし、まずは慌てず、子どもがその行動に至った背景をよく考えてみるようにしましょう。

子どもがなにかいつもと違う行動や悪事に走るときというのは、かならず原因があるはずです。

そして、その行動を起こす前に、これもまた必ず何らかのシグナルを発しているものです。

最近の行動や言動の変化について、冷静に思いをめぐらせてみましょう。些細な事、いつもと違う表情、何気ない受け答えの中にもそのヒントがあります。

家族、親であるからこその気づきがあるはずです。

特に、進級、新学期という新しいステージに入ろうとするとき、不安を抱えることは想像に難くありません。

親自身も新年度は職場で異動があったり多忙な時期です。忙しさのあまり、子どもの気持ちに気づきにくいこともありますから、気をつけたいですね。

不安な気持ちに寄り添う

いち早く、子どもの気持ちに気付いてあげられるとよいですが、そう上手くいかないことの方が多いかもしれません。

問題行動を起こしてしまったら、そのこと自体をとがめず、そこに至った気持ちや思いを「聞いてあげる」「引き出す」よう努めることが何よりも大切です。

とがめられなかったことで子どもの不安は少し和らぎます。そして、「自分のことを聞いてくれた」ことで心も開かれます。

安心、安らぎの感情を引き出せるよう、寄り添いましょう。

その上で、仮に問題行動の結果として、他者を傷つけてしまったり、迷惑をかけたりした場合は、きちんと反省を促し謝罪することなど、解決への道筋を一緒に考えてあげましょう。

行儀が悪い

親として子どもの行儀は気になるところです。

「行儀のよい子になってほしい」「行儀よくしてほしい」と思うのは当たり前ですよね。

しかし、子どもが自然に行儀がよくなるかというとそうではないですよね。やはり一番身近にいる親がそれを教え、親自身が見本となる行動をしなければなりません。

幼児期から少しずつ、丁寧に教えていたとしても、一朝一夕に身につくものではありません。親の根気と本気さが必要です。

なぜ行儀よくしなくてはいけないのでしょうか?

辞書によると、行儀とは「礼儀の面からみた立ち居振る舞い。また、その作法・規則」とあります。

礼儀作法、またはマナーは、他者から見て、感じてその良し悪しを判断されます。

すなわち、社会生活において、家族だけでなく、関わる人、出会う人たちと気持ちよく暮らすために欠かせないものが行儀であり、マナーだといえるのではないでしょうか。

周囲の人を不快、不愉快にさせる行い=行儀が悪いことと言えるのかもしれません。

では、どうしたら子どもが行儀やマナーを身につけることができるのでしょうか?

【対処法】

小さい頃から本気で根気強く教える

「行儀よく」と「マナーを守る」意味を教える

親が実践をし、手本を示す

小さい頃から本気で根気強く教える

行儀については、本来は幼児期からきちんと教えておかなくてはいけません。

例えば、幼少期にテーブルの上に乗って遊んだり、足を上げたりする行為を「まだ小さいからいいか…」と何も言わず見過ごしてしまっていたり、注意したりしなかったりと一貫性のないことになっていませんでしたか?

もし、そうしてしまっていたら親自身が反省しなければなりませんね。

その上で、子どもには改めて、行儀が悪い理由をきちんと教えましょう。

「テーブルは、食事をしたり勉強するところ。その上に乗って遊んだり、足を上げたりすることはよくないのだよ、行儀が悪いのだよ」と本気で根気強く言い聞かせることです。

「行儀よく」「マナーを守る」の意味を教える

「行儀が悪いから、ちゃんとしなさい!」というだけで、果たして子どもはわかっているでしょうか?

「行儀が悪い」「マナーが守れていない!」と言われても、「どうして?」「何がよくないこと?」「どうすればよい?」の理由をきちんと説明しておかなければいけませんね。

例えば、「お店では大きな声で話さない、騒がない、走り回らない」これは当たり前のことです。しかし、「まわりの人の迷惑になるから」ということが理解できていなければ、子どもにはわかりません。

繰り返し教えられることで、子どもたちは理解し、善悪を学びます。

ときどき、「お店の人に怒られるからやめなさい!」と子どもに注意している人をを見かけます。

本来なら、「怒られるから」ではなく「周りの人に迷惑をかけるから」と言って、「あなたの、その行為がよくないのですよ」と注意すべきですよね。

親が間違った教え方をしてしまうと、子どもも間違った理解のまま大きくなってしまいます。親自身も正しく教えられているかを、いま一度見直してみましょう。

親が実践し、手本を示す

例えば、食事中の行儀で悪いこととして挙げられることに、食事中立ち歩く、肘をついて食べる、くちゃくちゃ音を立てて食べる、などがあります。

子どもに口酸っぱく教えていながら、親ができていないということはないでしょうか?

家にいる大人が見本となるような行動をしましょう。

「大人だからいい」や「家の中だからいい」ということになっていませんか?

「お父さんがテレビを見ながらテーブルに足を上げている」子どものいないときならいいだろうと、そうなっていたらすぐに改めてもらいましょう。

マナーであれば、「ゴミのポイ捨て」もそうですね。

行儀やマナーは誰かに怒られるからきちんとする、見られるから守るものではありませんよね。

怒られようが怒られまいが、人が見ていようがいまいが、いつでも行儀よく、マナーを守れる裏表のない人間に育てたいですね。

行儀やマナーは一生もの、周囲に気を配る習慣を身につけることは、「TPOをわきまえる」ことにもつながります。小学生のうちにしっかり教えておきましょう。

最後は、親自身のストレス軽減の方法です。

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親自身がストレスを減らすための方法

ここまで、小学生の子どもによくある悩みに対し、どのような働きかけをしたらよいのか、それぞれの対処法を紹介しました。

最後に、私たち親自身が、悩みやイライラをできるだけ少なくできるかを考えてみましょう。

親のストレス軽減の対処法
  • 自分の子ども時代を思い出す
  • 一人で抱え込まない
  • ママ友などに話してみる
  • ひとりの時間を作る
  • 完璧を求めない

それでは順番に見ていきましょう。

自分の子ども時代を思い出す

「自分が子どもだった頃、どうだったか」を思い出してみましょう。イライラや悩みの原因になること、「同じようなことしてたな~」ということも多いはずです。

子どもの気持ちがわかって、かける言葉も変わるかもしれません。

ひとりで抱え込まない

配偶者やパートナー、自分の親、友人やいろいろな相談窓口などに聞いたり、頼ったりしましょう。

自分ひとりで頑張りすぎる=親自身が疲弊してしまっては、子どもによい影響を与えることはできませんよね。

違う人、違う考え、違う環境によって、親もまた子どもも助けられます。

ママ友などに話してみる

同じような境遇にある、ママ友(パパ友)に話してみると、共感し合えることも多く、また、よいアイデアも聞くことができますね。

誰かに話をする、聞いてもらうことでスッキリし、前向きになれるものです。

ひとりの時間を作る

子どものことでイライラしたり、疲れを感じるときは、5分でも10分でも子どもから離れ、ひとりの時間、空間を作ってみましょう。たまりにたまってコップの水があふれる前に。

たとえば、その場を離れて別の部屋に行くとか、トイレにしばらくこもるだけでも効果はありますよ。冷静になり、気持ちをリフレッシュすることが一番。

できることなら、1時間でも半日でも、趣味、外出、スポーツなど自分の自由な時間を取れると心も体もリフレッシュできますね。

完璧を求めない

子どもにも自分にも完璧を求めないことが大切です。特に、何につけても、よその子、よそのお家と比べないこと。

人は人。同じことでもできるスピードも違えば、得手不得手もありますよ。

子どもの現状を変えたいと思っているのであれば、いっぺんによくなることを求めず、少しずつの変化を良しとするくらいの気持ちで。

「1週間前より」「1か月前より」「1年前より」よくなった、できるようになった、成長したという喜びを感じられると、悩みもイライラも減ってきます。

「完璧な親」なんていないですから、「山あり谷ありでいいのだ」くらいの気持ちで私たち親自身も一緒に成長していけたらよいのかもしれません。

ガミガミもする、イライラもある、悩みもある、それでも、「明るく」「楽しく」「笑顔」を忘れない親でありたいですね。

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まとめ

小学生の子どもを持つお父さん、お母さんが、どのようなことで子育てに疲れるか、よくある例と対処法を紹介しました。

私もそうですが、子育てをしていると、本当に疲れてしんどい時があります。

子どもとはいえ、人を相手にしているわけですから、疲れるのも無理はないですよね。

そんな時に、今回お伝えした対処法を参考にしていただき、少しでもストレスを軽減してもらえたら嬉しいです。

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