自分のことを大事にするって、どういうことでしょう?
あなたは、「自分はこう思う」「自分はこうしたい」「自分はしたくない」という気持ちをおうちの人やお友だちに素直につたえることができていますか?
学校やおうちのルールの中で守らなければいけないこと、しなければいけないことをただ「やりたくないから」とか「にが手だから」といってしなくてよい、ということではありません。それは、わがままになりますよね。
また、「自分の考えがこうだから、ほかの人はまちがっている」ということではありません。考え方は人それぞれちがっていいのです。
たとえば、自分の気持ちとはちがうのに、だれかによく思われたいから、思ってもいないことを言ったりしたりすると、自分の本当の気もちをつたえていることにはなりません。
また、なにも考えずに、だれかが言ったからまねをして同じことを言うというのも、そこには自分の考えがありませんね。
どんなときでも自分の気持ちや思いというものをもっていて、それを相手にきちんとつたえられることは、とても大切なことです。それが、自分を大事にしていることなのです。
他のだれともちがう自分がいるということ。
自分のことを大事にしている人は、きっとまわりの人やお友だちのことも大事にできる人です。
つぎは、「相手の気持ちになってみよう(考えてみよう)」です。