こんにちは、たろにいです。
子育てをしていると、「子どもの食べ物の好き嫌いが激しくて困っている」という話を聞くことがあります。
食べ物の好き嫌いは、できればない方が良いというのが、一般的な意見だと思います。
栄養が偏ってしまって、子どもの成長に悪影響を及ぼすという不安もあるでしょう。
それだけでなく、食べ物の好き嫌いは、人間関係にも影響するとも言われています。
今日は食べ物の好き嫌いと、人間関係への影響について考えていきたいと思います。
スポンサーリンク
食べ物の好き嫌いと人間関係への影響
食べ物の好き嫌いが多い人は、人間関係でも好き嫌いが多くなりがちです。
確かに、私の周りでもやはりこういった傾向をよく見かけます。
特に、食べ物の好き嫌いが激しい人は、人間関係の好き嫌いも極端な場合がほとんど。
例えば、同じものばかりを食べる偏食家は、こういったタイプが多いように思います。
好きな人にはベッタリなのに、嫌いな人には目も合わせないというタイプです。
「人間関係なら、嫌いな人とは付き合わなければいいんじゃないの」
こういった意見もあるでしょう。
しかし、人間関係で好き嫌いをハッキリし過ぎてしまうと、実は日常生活で損をしてしまっている場合が多いのです。
スポンサーリンク
人の好き嫌いが激しい人のデメリット
人の好き嫌いが激しい人は、下記のようなデメリットがあると言われています。
デメリット
- 人間的な幅が狭くなる
- 思い込みで人を判断する
- 考え方が偏ってします
- 自ら敵を増やしてしまう
- 困った時に助けてくれる人が限られる
つまり、これらが私たちの子どもにも同じように影響するということになります。
それでは順番に見ていきましょう。
人間的な幅が狭くなる
人の好き嫌いが激しい人は、自分とタイプが似ている人など、一部の気の合う人としか交流しない傾向にあります。
交友関係が狭いと、自分と異なるタイプの魅力を持つ人との交流が少なくなり、人間的な幅が狭くなります。
自分が苦手なタイプにも、自分にはない魅力を持っている場合もあり、良い刺激を受ける可能性は十分あります。
特定の人としか付き合わないと、そういった貴重な機会を失ってしまうのです。
思い込みで人を判断する
人の好き嫌いが激しい人は、特に嫌いだったり、苦手な人に対して思い込みで判断してしまう傾向にあります。
付き合いがなくて、本当はどういう人か詳しく知らない内から、「あの人はこういう人だから」と自分の想像で勝手に決めつけてしまうことが多くなるようです。
確かに、これまでの人生経験も判断材料のひとつにもなるでしょうが、本当のところは実際に交流しなければ分かりません。
嫌いな人、苦手な人を毛嫌いせずに、他の人と同じように接することができれば、意外な一面を見ることができて、学べることもあるかもしれません。
考え方が偏ってしまう
人の好き嫌いが激しい人は、考え方も偏りがちと言われています。
自分の好きなものしか食べないというのは、自分の好きなことしか選ばないという思考になりやすいようです。
それは、自分の考えは正しい、自分の気に入らない考えは間違っているという極端な思考にもなりかねません。
私たちは人それぞれ様々な考え方を持っています。
道徳的な部分を除いては、様々な考え方があって良いですし、他人の考え方を尊重することも大切です。
考え方が偏らないためには、苦手な人や嫌いな人を含めて多くの人と交流を持つ必要があります。
自ら敵を増やしてしまう
好き嫌いが激しい人は、苦手な人、嫌いな人に対して自ら避けてしまう傾向にあります。
自分が苦手だったり、嫌いに思っている人というのは、相手も同じように思っていることが多いもの。
つまり、苦手な人や嫌いな人が多いと、自ら敵を増やしてしまうことと同じなのです。
自分から避けなければ、もしくは他の人と同じように接していれば、相手の方から敵視されることも少なくなるはずです。
困ったときに助けてくれる人が限られる
人の好き嫌いが激しい人は、人間関係が狭いため、困ったときに助けてくれる人が限られてしまいます。
私たちは、普段多くの人に支えられて生きています。
自分が苦手な人や嫌いな人が、自分にとって何か役に立つことをしてくれている可能性も十分にあります。
それなのに、苦手な人や嫌いな人とは付き合わない、避けるという態度をとってしまうと、困った時に助けてもらえなくなってしまいます。
ですから、苦手な人や嫌いな人に対しても、あからさまに嫌悪する態度を見せず、普通に接することが必要でしょう。
以上が、人の好き嫌いが激しい場合のデメリットでした。
これらを考えると、食べ物の好き嫌いがあるのは、健康面だけでなく、人間関係にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があるというのが分かりますよね。
ですから、子どもたちの食べ物の好き嫌いをできる限りなくすことが大切になってきます。
では、どうすれば食べ物の好き嫌いが無くなるのでしょうか?
それを知るには、まず食べ物を嫌いになる原因を知らなければなりません。
続いては、食べ物を嫌いになる原因について調べてみましたのでご覧ください。
スポンサーリンク