「子どもは勝手に育つもの」
私が自分の子どもの教育に本気で取り組む前、漠然とそんな風に思っていました。
「いまのところ嫌がらず学校に通っているし、勉強や社会生活に必要なことも先生が教えてくれるはず。」
「親が側にいてあげるだけで良くて、子どもは子どもで考えて行動し、自然と育ってくれるだろう。」
私は長女が小学1年生まで、教育のほとんどを長女が通う保育園、幼稚園、公立の小学校に任せっきりにしていました。
子どもを名門の私立に通わせているような裕福な家庭や、一部の教育熱心な親をのぞいて、私のように教育の大部分は学校任せという家庭は多いのではないでしょうか。
あるいは、子どもへの教育に関心があっても、日々の仕事や家事に追われてしまい、教育に時間を割く余裕がないという理由で、学校任せになってしまっている親もたくさんいると思います。
しかし、子どもの教育にとって最も大切とされる、幼児期(1歳前後~就学前)から児童期(小学校時代)までを、他人任せで良いのでしょうか?
転機は1冊の本との出会いでした
私に関していえば、アグネス・チャンの著書『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』を読むまでは、教育の重要性に気づいていませんでした。
最初この本を本屋で目にした時、「自分の子供を世界最高峰の名門スタンフォード大学に合格させるために、どういった勉強の仕方が良いかが分かるのではないか」と、子どもの勉強法に期待して購入しました。
しかし、読み進めていくうちに、勉強法よりも、子育てについて最も大切なことに気づかされました。
それは、親が子どもの教育に責任を持つことや、愛情深く素晴らしい人間性を持ち、自立した子どもに育てるために親が子どもとどのような時間を過ごすかです。
この本には、私が子育てで何をすれば良いかなど、悩んでいたことのヒントが沢山書かれていて、教育に向き合うきっかけを与えてくれました。
子どもは勝手には育ちません。
多くの子どもは、親や周りの大人の影響を受けながら、自分のアイデンティティを確立していきます。
子どもが将来どのような大人に育つかは、子ども時代の教育にかかっているといっても過言ではありません。
子ども時代の教育による差
子ども時代にきちんとした教育を受けて育った子と、そうでない子では、将来の収入と暮らし、幸福度、社会に対する貢献度など様々な点で、大きく差が開いてしまう可能性があります。
親が子どもに合う教育を用意し、自らの力で人生を切り開いていく術を身に着けた子どもは、生き抜く力が強く、多くの場所で順応できます。
日本の人口減少が加速する一方で、中国やインドなど人口増加が進んで世界の総人口は2050年で100億人近くに達すると言われています。
これからの子供たちは、今まで以上に世界情勢に目を向け、国際感覚を養い、他国と共存しながら生き抜いていく逞しさが求められます。
日本国内だけでなく、グローバルに活躍できるスキルと経験を教育を通して養っていく必要があります。
つまり、子ども時代にどれだけ内容の濃い教育を受けられるかどうかが、子どもの成長に最も大切だということです。
大人も教育を学ぶ必要がある
そのためには、私たち大人が子どもの教育の重要性を理解して、教育に必要なことを学びながら、日々のリアルな子育てに活かすことが求められます。
教育といっても、当然勉強ができるだけでは偏りのある子どもに育ってしまう可能性もあります。
学業の他、道徳、人付き合い、健康のことなど、生きていくために必要な知識を学ぶ、スキルを身に着ける、自分の才能を開花させる、人間性を養うなど多岐にわたります。
私自身も教育のことを真剣に考えるようになって、子どもと共に学ぶ必要があることが多いと改めて感じました。
そこで、私も教育に熱心に取り組む周りのお父さん、お母さんにアドバイスを求めたり、教育に関する本や記事など情報を集めて、自分の子育てに活かすようになりました。
教育に関する様々な情報が溢れる中で、自分の子どもに合うものを見つけるのは大変です。
「教育といっても、何が良いか分からない」
「子育てに悩んでいる」
そんなお父さん、お母さんは多いはずです。
そこで、実際に子育て中の私たちが、日本をはじめ、世界で子どもに良い効果をもたらす人気の教育法を集め、厳選してこのサイトで紹介しています。
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教育について、気になることや疑問点がある方は、お気軽にご相談ください。